競馬について

私は競馬が好きです。
と言っても、きっかけは小学生のころ、
兄の影響を受けてダビスタという有名なゲームで遊んだことからになります。
馬主になれる素敵なゲームですね。
当時の将来の夢は、牧場主でした。
馬主と、牧場主の区別があまりついていなかったのだと思います。

なので、賭け事としての競馬が好きか？は
自分でも今だよく分からないところではあります。
もちろん当たればめちゃくちゃ嬉しいです。

私と同じく兄の影響を受けた父により、我が家に競馬ブームがやってきました。
ちょうどその頃の競馬界は今思えばですが強い馬が多かったようで、
父はそこに魅力を感じたところもあったのかもしれません。

ステイゴールド、サイレンススズカ、エルコンドルパサー、グラスワンダー、
スペシャルウィーク、セイウンスカイ、キングヘイロー等々

私が不勉強でまとめられないだけで、もっといます。
牝馬ならファレノプシスの頃です。

とにかく中途半端な競馬の知識で毎週レースを楽しんでいたのを覚えています。
もちろんお小遣い制の小学生なので、賭けずに観ているだけです。
日曜の１５時はいつも家族で競馬中継を見ていた気がします。

皐月賞・日本ダービー・菊花賞のクラシック三冠は、
当時の馬齢で４歳の一度きりしか出られないということだけ分かっていたのですが、
当時は外国産馬がそれらに出走できないと知らなかったので
実はエルコンドルパサーやグラスワンダーが物凄く強かったと、
大人になって競馬に戻ってきて初めて知ったのでした。

その時代のクラシック３強対決は、それぞれ応援している馬が違いました。
父はセイウンスカイ、兄はキングヘイローだったかな。
そして私は、スペシャルウィークが大好きでした。

なぜスペシャルウィークだったのか、正直分かりません。
小学生にとって名前が分かりやすかったから？
勝負服が紫でかっこよかったから？
顔がかっこいいから？流星がかっこいいから？

分からないのですが、今でも私はスペシャルウィークが大好きです。
スペシャルウィークの子供や孫を密かに応援し続けています。

中学生になる前くらいには、私の中でもう競馬ブームは去っていました。
熱しやすく冷めやすい。色々なことに興味のある時期でした。
部活に勉強に、遊びに恋愛に、
趣味の時間を持つことはしていなかったので馬が好きという気持ちは薄れていきました。

なので、スペシャルウィークの娘であるブエナビスタ、シーザリオの活躍や、
ウオッカＶＳダイワスカーレットや、
アイドルホース・ゴールドシップのこと等はほぼ、最近知りました。
ディープインパクトくらいでしょうか、普通に生活していても耳に入ったのは。


2017年、年末の有馬記念のキタサンブラックをたまたま中継で見ました。
話題性ある馬でしたから、引退レースということは何故か知っていました。
見事、有終の美を飾った姿を見て感動しました。
スペシャルウィークに騎乗していた武さんがまだ頑張っていることにも感動しました。


後日、暮れの東京大賞典でも引退レースの馬がくる！と何故か確信し、
コパノリッキーに賭けたくて仕方がなくなり、気付いたら即PATに登録していました。
そして、コパノリッキーも有終の美を飾って引退しました。

ちょうど20年の時を経て、なぜ馬に戻ってきたのか？
どうして未だにスペシャルウィークのことがこんなにも好きなのか、
どうしてあの日有馬記念を観ようと思ったのか、
本当に謎だらけなのですが、第二次競馬ブームを素直に受け入れて
楽しく毎週末を過ごしています。

競馬についての解説や、馬券の予想をできるほど知識はないのですが、
好きな馬についてはまた書いてみたいなと思います。